2009-06-26 白く咲く花 > 沙羅双樹 平家物語では沙羅双樹の花の色盛者必衰の理をあらわすと続くが、沙羅双樹の花は夏椿というように、白く咲いてすぐ、散らずに落ちる。あれ、花の色は、あせないから変化はないんだけど?だとしたら、この文章の解釈は− いや、今私が見ている沙羅双樹と平家物語の沙羅双樹は、もしかして違うんじゃない? 昨日今日、真夏日の青空に咲く花は、やがて落ちようと悔やまないと言わんばかりでコントラストが見事。VW栄枯盛衰の風情は無い。